広告 中学英語 進行形

英語の現在進行形・過去進行形・未来進行形をまとめて説明

進行形の基本と応用

現在進行形は中学の早い段階で習いますが、今回は過去進行形、未来進行形もまとめて例を挙げていきます。

英語の進行形の「形」は、「be動詞 + 〜ing」であり、主に「継続されている動作」「状態」などを表します。
進行形の基本のかたち、否定文、疑問文と注意点、応用を解説していきます。

進行形の種類

進行形には、現在進行形、過去進行形、未来進行形があります。

現在進行形

今起こっている進行中の動作、状態や近い未来を表します。次項で詳しく説明します。

過去進行形

過去のある時点で進行していた動作を表します。
過去進行形の文では、過去を示す then や when S+V(SがVした時)がよく一緒に用いられます。

未来進行形

未来のある時点でしているであろう動作を表します。

進行形の作り方

そして、進行形の形は以下の通りです
be動詞+動詞のing
現在進行形 is, am are +~ing
過去進行形 was, were + ~ing
未来進行形 will be ~ing / going to be ~ing 

ingを付ける際のルール

動詞をing形には、次のルールがあります。

  1. 動詞の後ろにing (cooking, watching, eatingなど)一般的
  2. 語尾がeで終わる動詞はeをとってing(take→taking, make→making, come→comingなど)
  3. 短母音+子音で終わる動詞は最後の子音を重ねてing(sit→sitting, run→running, cut→cutting, stop→stopping, begin→beginningなど)
  4. 語尾がieで終わる動詞はieをyに変えてing(die→dying, lie→lyingなど)

否定文

否定文は be動詞、動詞のing形の間に not を入れます。

疑問文

疑問文の場合は、be動詞が前にきます。

また、疑問詞を使う場合は、
疑問詞+be動詞+主語+動詞ing
の順になります


↑この場合は、「talk to 人=人と話す」 なので、最後にtoが来ます。
そのほかにも
What are you looking for ?
「何を探しているのですか?」

 

進行形の用法

細かく意味・用途わけがありますが、日本語で「~している」[~していた」と表現するのと同じ感覚なものが多いです。

①進行中の動作・状態「(まさに)~しているところ」

②一時的な状態・動作・反復

「今この瞬間していること(①)」以外にも、一時的にしている行動、状態の場合も進行形で表すことができます。


↑けんかなどの理由で今は「話していない状態」を表しています。


反復、または昨夜のどこかの時点での状態を表しています

③「~しようとしている」「~しかけている」

バスや電車が「まもなく到着する」時なども進行形を使って、The train is arriving などと言ったりします。
「到着している」と訳すよりも駅やバス停に近づいている様子を表します。
「~しようとしている」「~しかけている」と表せる進行形の用法は次のような例があります。

getting +形容詞で 「(だんだん)~してきている」と表すことができます
例: I am getting confused. 「だんだん混乱してきた」
また、breaking は「壊れかけている」という意味になり
「壊れている」という状態では 過去分詞の brokenが用いられます。同じく、dyingも「死にかけ(瀕死の)」や「電池が切れかけ」の状態を表し
実際に「死んでいる」「電池切れ」の状態は形容詞の deadを使います。

④近い未来を表す

未来進行形でなく、現在進行形の形でも「近い未来」や「確定している未来」を表すことがあります。
未来を表すgoing to や willを省略してより簡潔に表しています

⑤be動詞+being

基本、be動詞は節に1つだけですが、be動詞+beingで 主語の振舞いや行動を表す場合があります。

She was nice.
↑であれば「彼女は優しかった」と訳すことができますが

She was being nice.
↑は「(いつもと違って)彼女は優しく振る舞っていたbe動詞+being +形容詞で「一時的な状態」「振舞い(behaveやactの意味)を意味します


↑He was childishだと「子供っぽい性格」を表すのに対して
He was being childishは性格ではなく、一時的な振舞いを表します。

 

進行形を使わない動詞もある

進行形を使うことが出来ない動詞もあります。行動ではなく、状態を表す動詞は基本進行形にはしません。

  • 理解
    know (知っている)
    understand(理解する)
  • 好み
    like(好き)
    want(欲しい)
    love(大好き)
  • 知覚
    see(見える)
    hear(聞こえる)
    taste(味がする)
    smell(においがする)
  • 状態・所有
    have(持つ)
    own(所有する)
    belong(所属する)
注意: have 「持っている」という状態の場合は進行形にはなりませんが、「食べる」「時間を過ごす」などの意味で使われる場合は、進行形にすることができます
例:
I am having dinner now.
「今私は夕食を食べています」
Are you having a good time?
「楽しい時間を過ごしていますか?」
最近では、カジュアルにに "I'm loving it" や ”I'm liking it" などよく耳にするようになりましたが前者は「すごく気に入ってる(楽しい)」、後者は「だんだん好きになってきた」のニュアンスで使われます。

↑歌詞の中に進行形がいくつか出てくるので、チェックしてみてね。

 






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