今回は 人に○○させる、○○やってもらう 「使役動詞」の表現法の違いを見ていきます
使役動詞の代表的なものはこの4つです
「make」「have」「let」「get to」
●使役動詞の文の作り方
●それぞれの意味の特徴や違いは?
などを例題を挙げながら、簡単に説明していきます。
4つの使役動詞を使った下記の例文はどのような違いがあるか、
「let」「have」「get to」「make」
ひとつずつ見ていきましょう。
1.
2.
Let :許可「させる」「させてあげる」
Let:目的語の「人」がやりたいと思っていることをさせてあげる意味合いを持つ
My mother lets me go shopping 母は私を買い物に行かせてくれる (行くことにOKしてくれる)
Ron let Tim clean his room. ロンはティムに部屋の片づけをさせてあげた (ティムは片づけをしたかったのでロンはOKした)
ケンは友達にPCを使わせてあげる
Let me know when he comes here.
彼がここに来たら私に知らせてください
夏の間あなたの家にいさせてくれてありがとう
・let 人 know 「人」に教える・知らせる
・let 人・モノ go 「人」「モノ」を 手放す、開放する、自由にする
・let 人 see 「人」に見せる
”let me see” ええっと
Have : 頼んで「してもらう」
have:目的語の「人」に頼んでしてもらう (目的語の「人」が喜んで受け入れる、当然のこととして受け入れる)
My mother has me go shopping
母は私に買い物にいってもらう(依頼する)
Ron had Tim clean his room.
ロンはティムに部屋の片づけてもらった
I had Kyle walk home with me last night.
私はカイルに昨夜家まで一緒に歩いてもらった
My father called the police and had them check the house.
父は警察に電話して家を確認してもらった
I will have Joan call you back when she comes back in office.
ジョーンがオフィスに戻ったらあなたに電話してもらいます
(意訳:電話するように伝えておきます)
Get 人 to : 説得してしてもらう
get 人 to:「人」を説得してさせる/してもらう
(強制的なmakeほどでもないが、have よりも相手が喜んでする感じがない)
My mother gets me to go shopping
母は私に買い物に行かせる(説得して買い物させる)
ケイティは昨夜ボーイフレンドに夕飯を作らせた
私は弟に駅まで傘を持ってきてもらった
Make : 強制的に「させる」
make:目的語の「人」を強制的にさせる
My mother makes me go shopping
母は私を買い物に行かせる(強制的に行かせる)
ロンはティムに部屋の片づけをさせた
We made our grandfather see the doctor right away.
私たちは祖父をすぐに医者に行かせた
Laura yelled at my sister and made her cry.
ローラは私の妹に怒鳴って泣かせた
強制的にさせる以外にも、「(自然と)~させる」場合の表現にもよく使われるThis sweater makes my skin look pale.
このセーターは私の肌を青白く見せるThis type of skirt makes my calves look fat.
このタイプのスカートは私のふくらはぎを太く見せるThe big Christmas tree made me think of my home.
大きなクリスマスツリーが故郷を思い出させた「強制」以外の使役動詞の意味 make +人・モノ+動詞/形容詞
まとめ
今回は使役動詞 「~させる」「~してもらう」の意味を持つ 「let」「have」「get to」「make」の違いを説明しました。 強制度が高い順から make >get to >has >let
次回は使役動詞の受け身についてみていきたいと思います。