be動詞について
本日は英語を学習するにあたり、初めて出てくる文法でとても重要です。
英文は大前提として、主語+動詞で成り立つからです
英語の動詞には大きく分けて、二つあります
①be動詞
②一般動詞
今回はbe動詞の基本を解説します。
・主語はだれだれです(名前)
・主語は何です
・主語はどうです(感情・状態をあらわす形容詞)
・主語はどこにいます
・主語は誰といます
・主語は~出身です
などを伝えるときにbe動詞を使います。
その前に、be動詞は、主語の種類によって変化するという特徴を持っています。
主語でbe動詞が変わる
be動詞を使う際、主語がの人称・単数/複数によって、使うのが変わるのでここをクリアする必要があります。
単数形は私(一人称)、あなた(二人称)とそれ以外の単数(三人称)に分かれます
I → am
you → are
She/he/it /単数の人・モノ → is
複数形は 私たち(一人称)、あなたたち(二人称)とそれ以外の複数(三人称)
現在形はすべてare
be動詞: 基本の意味を6つに分けて説明
主語はだれだれです (主語=名前)
主語が誰であるかを伝えるときにbe動詞を使います。
I am Sayaka
This is Mika
She is Patricia
We are Meg and Josh Robins.
私はサヤカです(一人称単数)
こちらはミカです(三人称単数)
彼女はパトリシアです(三人称単数)
私たちはメグとジョッシュ・ロビンズです(一人称複数)
主語は何です(主語=何)
現在形
You are a dentist.
This is a birthday cake.
The baby is a girl
David and I are Mike's parents.
Lisa and Becky are sisters
My favorite sports are swimming and judo.
あなたは歯医者です(二人称単数)
これはバースデーケーキです(三人称単数)
赤ちゃんは女の子です(三人称単数)
デービッドと私はマイクの両親です(一人称複数)
リサとベッキーは姉妹です(三人称複数)
私の好きなスポーツは水泳と柔道です(三人称複数)
過去形
I was a comedian
Last night's dinner was beef stew.
私はコメディアンでした(一人称単数)
昨日の晩御飯はビーフシチューでした(三人称単数)
主語はどうです 主語=形容詞(状態、感情など)
主語がどんな状態かを表す場合にも使われます。
現在形
I am late for school
Naho is sick
We are hungry.
This book is interesting.
私は学校に遅刻しています
ナホは体調不良です
私たちは空腹です
この本は面白いです
過去形
She was tired last night.
It was sunny this morning.
They were young 30 years ago.
彼女は昨夜疲れていた
今朝は晴天でした
彼らは30年前若かった
主語はどこにいる・ある(主語=場所にいる・ある)
主語がどこにいるかを表すときに、使います。
場所や~の中にいる 場合は in
もっと範囲の狭い場所にいる場合 は at
上や乗り物に乗っている場合は on などの前置詞が伴うことが多いです。
現在形
My mother is home.
His brother is at school.
Kim and Kyle are in the car.
The ring is in the drawer.
母は家にいます
彼の兄は学校にいる
キムとカイルは車の中にいます
その指輪は引き出しの中にあります
過去形
I was on a bus 20 minutes ago.
My father was at work yesterday
You were in the library last weekend.
私は20分前バスに乗っていた
父は昨日職場にいた
あなたは先週図書館にいた
home以外にも
・abroad 「外国に(いる)」
・here 「ここに(いる)」
・there 「そこに(いる)」
・inside 「中に(いる)」
・outside 「外に(いる)」
など、at やin など前置詞をを伴わずに「~にいる」と表現できる
主語は誰といる(主語=with 人)
~といるという場合は be動詞のあとに前置詞 with をつけます。
現在形
I am with my sister.
The dog is with me.
私は妹と一緒にいる
その犬は私と一緒にいます
過去形
You were with Ken yesterday.
He was with his friends.
あなたは昨日ケンと一緒にいました
彼は友達と一緒にいた
主語は~出身(主語=from 場所)
現在形
I am from Kagoshima
Kathy is from Utah
私は鹿児島出身です
キャシーはユタ州出身です
be動詞の否定文 「主語は~ではない、~にいない」
② be動詞+not は以下の通り短縮できる
is not → isn't
are not → aren't
am not → I'm not
=I'm not at school.
He is not my friend.
=He isn't my friend.
They are not from Tokyo.
=They aren't from Tokyo.
彼は私の友人ではない
彼らは東京出身ではない
be動詞の疑問文 「主語は~ですか?」
疑問詞が付く場合は、疑問詞+be動詞+主語の順になる
まとめ、 be動詞は =イコールの役割をしている
いかがでしょうか。
中学の初めに習うbe動詞ですが、習って終りというわけではなくその後も色んな文法の用法(進行形や受け身など)にも出てきます。
このbe動詞の基本の土台がしっかりしているかどうかで、今後の英語学習の明暗が分かれると言っても過言ではないくらい重要です。
be動詞の役割は「~である」「いる」「なる」という意味ですが、全て主語とイコールの関係にするということです。この原則を知っていると、be動詞が今後どんな形で出てきても、大丈夫です。