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【いい加減にして!】怒りを表現する5つの英語フレーズ

 

「いい加減にして!」 の英語表現 5フレーズ

Give me a break!  もういい加減にして! うそでしょ!?

break は 動詞で 「壊す、壊れる」の意味ですが、名詞は「中断、休憩、休止」の意味があります。
なので、このフレーズを直訳すると、「休憩をください」になるのだけど、呆れたとき、怒ったときに
「もういい加減にして」と表現するときに使います。

たとえば、めちゃくちゃ頑張って働いたのに、月の手取りがスズメの涙程度な時に
"Is this all I get for this month?  Give me a break"
(今月これだけしかもらえないのか? いい加減にしろよ(やってらんね~))

また、信じられないときに「うそでしょ!?」と表現するときにも使われます。
たとえば、クラスいちの美人の女の子がさえない男子と付き合ってるという事実を知らされたとき
" Vanessa is dating Colin (ヴァネッサとコリン付き合ってるんだって!)
"Give me a break" (うそでしょ(ありえない!))

日本語でも、「バカは休み休みに言え」という表現があるように、英語でもbreak(休み)が使われて「いい加減にしろ」になるんですね。

Enough already  もういいから いい加減にして

Enough alreadyは「enough (十分)」+「already(もう、すでに)」で割と直訳的ですが、
「いい加減にして」や「もう十分」という意味でよく使われる表現です。

例えば、子ども同士がけんかしていて、親が見かねて
"Guys, enough already!" (あんたたち、いい加減にしなさい!)

漫才の最後に突っ込みが言う、「もう、ええわ~」の感覚でも使えます。

"Osaka hit over 10,000 covid cases today" (大阪の本日コロナ陽性 1万人を超えました)
"Enough already" (もう聞きたくないわ(聞き飽きた))

That's ridiculous
That's crazy
That's insane  そんなのおかしい ばかばかしい

ridiculous 「馬鹿げた、話にならない、おかしな、滑稽な」
crazy  「頭がおかしい、正気でない、まともじゃない」
insane 「常軌を逸した、正気とは思えない、馬鹿げた」
上記単語、三つともほぼ同じ意味の形容詞です。
店員 "While eating, please put your mask on between bites and sips"
(食事中、噛んだり飲み込んだりするときばマスクを着用ください)
客 " That is so ridiculous!"  (本当にばかばかしい)

Are you out of your mind ?  頭おかしいんじゃない? どうかしてるぜ

out of one's mind で 「正気を失っている、頭がおかしい、どうかしている」という意味です。

店員 " Would you show me the proof of vaccination or negative test result? Otherwise we can not let you eat here" (ワクチン接種証明か、陰性証明ありますか?ない場合は、ここで飲食いただけません)
客 ”Are you out of your mind? "

I'm speechless 呆れてものも言えない 開いた口がふさがらない

speechlessは ”speech(言葉)”+”less(ない)”で「言葉にならない」という形容詞です。
上記は怒ったときの表現法として悪い意味で書きましたが、
実はよい意味、悪い意味どちらでも使えて、怒りや感動、驚きで言葉が出ないときに使われます。

いい例:
”How do you feel now that your girlfriend accepted your marriage proposal? ”
(プロポーズにOKもらえた今の気持ちは?)
"I'm speechless" (感動で言葉にならないよ)
悪い例:
母 "What happened to the money I gave you last week?"
(先週渡したお金どうしたの?)
娘 "I spent it all on games " (ゲームに使っちゃった)
母 ”Ah, I'm speechless" (呆れた!)

是非、これらのフレーズを使って怒りをすっきりさせてくださいね!

Song of the Day:
Beds Are Burning by Midnight Oil

オーストラリアのロックバンド、Midnight Oilの1987年のシングル"Beds are Burning"
この曲は、もともとは先住民が平和に暮らしていた土地だったのに、白人によって土地を奪われ追い出され、その上、土地の使用料を白人に支払うという、オーストラリア(世界中)のシステムを、おかしいと問題定義し警鐘を鳴らす歌だそうです。先住民の立場になって、「西洋の開拓者たちが払うべきだろ。先住民を敬うべきだろ」と
歌の趣旨が違っていても、現在の世界の状況に結びつくものがあります。
私たちの普段の生活、自由が脅かされている今、この歌がとっても心に響きます。

Out where the river broke
The bloodwood and the desert oak
Holden wrecks and boiling diesels
Steam in forty-five degrees
砂漠にある川
ブラッドウッド(ユーカリ科の植物)に砂漠の木
ホールデン(豪国の車メーカー)の車やディーゼル車
45℃の蒸し暑い熱気

The time has come to say fair's fair
To pay the rent, to pay our share
The time has come, a fact's a fact
It belongs to them, let's give it back
何が公平なのか伝える時が来た
土地の使用料をどちら側が払うか
真実を伝える時が来た
彼ら(先住民)のものだ、元に返そう

How can we dance when our earth is turning?
How do we sleep while our beds are burning?
How can we dance when our earth is turning?
How do we sleep while our beds are burning?
地球がひっくり返ってるときにどうしてダンスなんかできようか
ベッドが燃えてるときにどうやって眠るんだ?

The time has come to say fair's fair
To pay the rent now, to pay our share
何が公平なのか伝える時が来た
土地の使用料を私たちが払うんだ

Four wheels scare the cockatoos
From Kintore, east to Yuendemu
The Western Desert lives and breathes
In forty-five degrees
自動車がコカトゥ(豪国に分布するオウム)を怖がらせる
東のキントールからユエンデムまで
西の砂漠に生息する生き物も怖がってる
45℃の熱気の中で

 

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