動名詞の基本について

今回は「動名詞」の基本について分かりやすく解説します。

動名詞とは、名詞の働きをする動詞＋ing形のことをいいます。
「～すること」動詞ににことが付くことで名詞の役割を果たします。

名詞なので下記例文の通り主語や補語、目的語の要素で使われます。

また、前置詞の直後は必ず名詞と決まっているので、動名詞も前置詞の直後に置くことができます。

動名詞が主語になる場合

●注意ポイント●
主語＝playing with my nephews
nephew 甥っ子が複数形になっていますが、
「甥っ子たちと遊ぶこと」は単数形なので直後のbe動詞はwas になる

動名詞が目的語になる場合

to不定詞と動名詞　書換え可能？不可能？

「～すること」と表現するのは動名詞のほかにもto不定詞の名詞的用法があります。
動名詞と名詞的用法の不定詞は動詞の目的語として
①置換え可能な場合
②to不定詞しか使えない場合があります
③動名詞しか使えない場合

①動名詞・不定詞どちらでもOK

②不定詞のみ

目的語が未来にかかわることは不定詞を用いる
決めた時点ではまだsingerになっていない←未来にかかわること

③動名詞のみ

彼女はインドの文化を学ぶことを楽しみます

前置詞の後ろの動名詞・覚えておきたいイディオム

前置詞の後ろは必ず名詞が来ます。
前置詞を伴うイディオム＋動名詞で覚えましょう

次回も引き続き動名詞を解説します。
今回は動名詞の基本をみましたが次回は意味上の主語を伴う動名詞や受け身の動名詞など、高校で学習する応用編を解説します。