今回は、「間接疑問文」と「疑問詞＋to不定詞」を使った表現を解説します。
疑問詞を使った表現は、通常
What did you do yesterday?
「昨日あなたは何をしましたか？」
のように、
● 疑問詞が文の一番前に来る
● 文末にクエスチョンマークがつく
上記のような形をとりますが、疑問詞が文の中に入り、目的語の役割を果たすこともできます。
このことを「間接疑問文」といいます。
疑問詞の基本について、↓をご参照ください
疑問詞の作り方・使い方をおさえよう
間接疑問文について詳しく見ていきましょう
間接疑問文
疑問詞を用いた疑問文が文の中に組み込まれた形を「間接疑問文」といいます。
間接疑問は目的語の働きをします。
普通の疑問文であれば
「あなたはどこ出身ですか？」
となりますが、「どこ出身か私は知りません」という文にしたいとき、
「どこ出身か」は目的語になり文の中に組み込まれます
↑の通り、疑問文は文の中に組み込まれ、「間接疑問文」になります。
間接疑問文のポイントは疑問詞の後ろは疑問形ではなく、肯定形になることです
注意‼ Do you thinkを使うときは語順が変わる！？
何したと思う？とかどこに行ったと思うなど、do you think (suppose, imagineなど)の文は例外で、
疑問詞が一番前、そして, do you think (suppose, imagine) S+Vという形になります。
↑は whoが誰がと主語が疑問詞になるので、do you thinkに続くのは動詞になります。
疑問詞+to 不定詞
日本語でも「ハウツー本」と言ったりしますが、このハウツーは how to のことで、「どうやって～をするか」「～する方法」という意味を持ちます
How to lose weight in 14 daysだと「14日間で減量する方法」という意味になります。
how to 以外にも、
疑問詞what +to不定詞で 「何をするべきか」
when to 不定詞で 「いつ~するべきか」
where to 不定詞で 「どこで～したらいいか」など、
名詞の働きをする（名詞句）を作り、目的語になります。
know, tell, show などの動詞が前に来て、これらの目的語といて 疑問詞＋to不定詞が用いられます
書換え
疑問詞＋to不定詞は間接疑問文に書き換えることができます。
テストであまりこの書換問題は観たことがないですが、 疑問詞＋to不定詞 は「～すべきか」「～したらいいか」という意味になるので、間接疑問文に助動詞 should や can をいれて作成します。
I don't know what to say to him
=I don't know what I should say to him．
Could you show me how to get to the station?
= Could you show me how I should (can) get to the station
Tell me when to put the garlic in the pan
= Tell me when I should put the garlic in the pan.
Do you know where to get a train ticket?
= Do you know where I can get a train ticket?
I am not sure which dress to choose for the party.
=I am not sure which dress I should choose for the party.
確認問題
次の日本語を英語に直しましょう
1. 彼女が何歳か知っていますか
Do you know ( ) ( ) ( ) ( ) ?
2. 私は彼に昨日何をしたか尋ねます
I will ask him ( ) ( ) ( ) yesterday.
3. 日曜日にどこに行ったと思いますか？
( )( ) ( ) ( ) we went on Sunday?
4. 私はまだ何を注文するか決めていません
I haven’t decided ( )( ) ( ) yet.
解答
1. 彼女が何歳か知っていますか
Do you know how old she is ?
2. 私は彼に昨日何をしたか尋ねます
I will ask him what he did yesterday.
3. 日曜日にどこに行ったと思いますか？
Where do you think we went on Sunday?
4. 私はまだ何を注文するか決めていません
I haven’t decided what to order yet.
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