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英語の形容詞と副詞の違いとは?|見分け方、使い方を分かりやすく解説

今回は形容詞と副詞について詳しく説明します。
形容詞も副詞も他の言葉をより詳しく説明(修飾)する働きを持ちます。

では、形容詞と副詞の違いは一体何でしょうか?

結論から言うと、

★形容詞:名詞を説明する
★副詞:名詞以外を説明する(動詞、形容詞、他の副詞、文全体など)

英語の文法はなんとなく理解できているけど、改めて形容詞や副詞と言われるとなんだか自信がない。
という人にぜひおすすめです。

この記事を読めば、
★形容詞と副詞の違い
★形容詞の役割や配置
★副詞の種類(何を修飾するか)や配置

を理解して、英作文や文法の理解も深まります。

では、形容詞と副詞の意味をしっかりと理解・区別できるように解説していきます。

形容詞:名詞を修飾(説明)する

形容詞は、モノ、人などの名詞(代名詞)がどのような状態、様子であるかを詳しく説明する役割を持ちます。
形容詞は名詞の直前におかれて、後ろの名詞を説明したり、主語の名詞を説明するのに、be動詞、一般動詞の後ろのに置かれたりもします。

名詞の前に置く (形容詞+名詞)○○な・・・

固いパン、黄色いズボン、穏やかな、など、名詞の直前において、後ろの名詞を説明します。

晴れた朝

静かな場所

汚いくつ

主語を説明する (主語=形容詞)

上記のように後ろに名詞を伴わない場合は、形容詞は主語を修飾します

「主語は○○(形容詞)です」と表現でき、この場合形容詞は「補語」として、主語とイコールの関係になります。
詳しくは↓の第2文型で解説しています

副詞:動詞、形容詞、別の副詞、文全体を説明

  

副詞は、名詞以外の品詞を修飾します。

形容詞を修飾したり、動詞を修飾したり、別の副詞を修飾したり、節や文全体を修飾する場合もあります。

形容詞よりもかなり範囲が広く、何を修飾するかによっても、文中に置かれる場所が違ってきて複雑です

副詞が修飾する品詞別に解説していきます。

形容詞を説明

形容詞と一緒に用いることによって、形容詞をさらに詳しく説明します


形容詞を説明する場合は、上記の例のように、副詞は形容詞の前において、後ろの形容詞を修飾します

ただし例外もあります↓


enoughの場合は、
形容詞+enough》 で 「(~するのに)十分○○(形容詞)であるという意味になります。
I am not hungry enough yet. 
私はまだ十分におなかがすいていない

old enough to 不定詞
~してもよい年頃である、~できる年齢である、~する時期である

 

動詞を説明

動詞を説明する場合は、副詞は動詞の後ろに置くことが一般的です。

別の副詞を説明

副詞には、別の副詞の意味を強調する場合にも使われます。

前の副詞が後ろの副詞をより詳しく説明・強調します。

頻度・程度を表す副詞

頻度・程度を表す副詞は、be動詞の場合は、be動詞の後ろに、 一般動詞の場合は、一般動詞の前に用います
助動詞がある場合は、助動詞の直後に置きます。

頻度を表す副詞
always (常に、いつも)
usually, generally (だいたい、通常)*
often (たびたび、ちょくちょく)*
sometimes (たまに、時どき)*
occasionally (たまに)*
never (絶対にない)程度を表す副詞
*usually, generally, often, sometimes, occasionally は文頭・文末においてもOK
度合・程度を表す副詞
absolutely, definitely (全く、100%)
probably(おそらく)*
possibly (多分、もしかすると)*
maybe (ひょっとして、もしかすると(通常は文頭に置く))
hardly (ほとんど~しない)
*probably, possibly は文頭・文末においてもOK、maybeは通常は文頭に置く
★一般動詞の前に置く
 
★be動詞の後ろに置く
★助動詞の後ろに置く
 

 

 

【意外】これらも実は副詞↓

普段意識せずに使っている、
時間(yesterday/ every dayなど)や場所(here /there /homeなど)を表す単語も副詞なんです。

は通常は文末において、動詞または、文全体を修飾します

■ here
■ there
■ yesterday
■ every day
■ now
■ home
■ abroad

 

everyday はくっつくと形容詞になり
every ␣day と離れると副詞になります。

Going to gym is my everyday routine.
ジムに行くことは私の日課です。↖形容詞

形容詞と同じ単語を使う副詞

形容詞でも副詞でも同じ単語を使うものもあります。

■ early (早い / 早く)
■ late (遅い / 遅く)
■ fast (速い / 速く)
■ hard (一生懸命な / 一生懸命に  固い/固く、つらい/つらくなど)
■ enough
 (十分な / 十分に)
など

まとめ

形容詞と副詞の違いと配置について解説しましたが、いかがでしたか?

形容詞は「名詞の修飾」をする役割を持ち
◎名詞の前に置かれる または
◎主語(名詞)を説明

いっぽう副詞
◎動詞を修飾
◎形容詞を修飾
◎ほかの副詞を修飾
◎文全体を修飾

など、名詞以外の品をを修飾する役割を持ちます。

この記事で、今まで漠然をしていた形容詞・副詞の違いが少しでもクリアになれば嬉しいです。

 

 






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