広告 中学英語 比較 高校英語

最上級の基本・応用・書換えを分かりやすく解説

最上級の基本・応用・書換え

比較シリーズを数回にわたって解説してきました。

今回は、最上級の比較についてみていきます。
3つ以上のものを比較して比較の程度が一番のものを、形容詞・副詞の「最上級」で表します。

● of とin どっちを使うか迷う
● 2番目に○○という表現は最上級?
● 原級や比較級への書き換えが分からない

などの悩みにもこたえてきます。
また、比較の原級・比較級については、別の記事にまとめていますので↓もご参考になればと思います。

参考

最上級とは・最上級の基本

■今まで読んだ本の中で一番面白い
■彼がクラスで一番カッコイイ
■ここのハンバーガーが一番おいしい
など比較の程度が一番のものを「最上級」と言います。

英語の最上級の表現は比較級でcold→colderなど変化するように最上級も形容詞・副詞の単語によって変化すルールがあります。

基本は 短い形容詞・副詞の語尾に「est」を、長い単語は 「(the) most +形容詞・副詞」という形をとります。

不規則なものでは good は  best bad はworstなどがあります
比較級・最上級の変化一覧を別途まとめましたので、こちらもご参照お願いします。
【比較級・最上級】形容詞・副詞の比較変化一覧

最上級の文の作り方

最上級の基本のかたち・ in / of の使い分け

最上級の文の基本のかたち

副詞の前のtheは省略可能
■例文■

メモ

~の中で in or of どっち??
in~: ひとまとまりのもの・範囲
・in the family (家族の中で)
・in this group (グループの中で)
・in 国・地域 (国・地域の中で)

of~: ~人の中で、全ての人・モノの中で
・of the three (3人/3つの中で)
・of all the members (すべてのメンバーの中で)
・of the day/year(期間)(一日の中で、一年の中で)

 

one of the 最上級 :最も~なうちの1つ

上記での例文は「~が一番」というニュアンスでしたが、
明確に一番と表現せず、「最も~なうちのひとつ・ひとり」を最上級を使って表現していきます。

何人かいる友達のひとりや、クラスメイトのひとりがという表現をするときに
one of my friends や one of my classmatesというのと同様、
「最も~なひとつ」もone of the 最上級で表現されます

注意するポイントは、one of the 最上級+名詞の複数形が必ず来ることです

■例文■

同一対象内の最上級

「~しているときが一番楽しい」や「この点が一番○○」など比較の対象が「外部の人・モノ」でない場合
最上級の前に置かれる「the」が必ず省略されます

一番だけじゃない!? 2番、3番も

一番や最も○○なという表現だけではなく、最上級を使って2番目、3番目に○○という表現もできます
その場合、序数、first, second, third, fourth…をthe と最上級の間に入れて 「…番目に○○」とを表現します

原級・比較級への書き換え

「~が一番○○」という最上級を意味する表現はほかにどんなのがあるか
「どの~よりも○○」、「~ほど○○なものはない」など、最上級を色んなかたちで表現することができます

●ポイント●

②③は〈No (other) + 単数形の名詞〉の代わりに Nobody [No one] (else) を使うことができます。
書換え
②’ No one in her family is more talkative than Anna.
③’ No one in her family is as talkative as Anna.★★
member(s) が付くと of her family (家族のメンバーのうち)
member(s) が付かないと in her family (彼女の家族の中で)
 

nobody やno one は人を表すので、人以外のものを表すときはnothing を使います。
最上級
Love is the most important thing in life.
愛が人生において一番大切だ

↓書換え 比較級
Love is more important than anything else in life.
Nothing (else) in life is more important than love

↓書換え 原級
Nothing in life is as important as love.
愛ほど大切なものはない

最上級を強調: by far・ far and away ・much・ very

「ずば抜けて」「断トツで」「断然」「はるかに」など、最上級をさらに強調する表現法もあります

どれもだいたい同じ意味で最上級を強調するのに使われますが、
very は the の直後,最上級の前に入るので注意
それ以外はthe の前に入れる
 

まとめ

最上級は比較級ほど複雑ではないですが、上記であげた項目を抑えれば必ず点数は上がります!!

  • ~の中で一番○○だ/○○する
  • the+形容詞(副詞)の最上級+of/in~
  • ~の中では
    範囲を表す場合(クラス・グループ・家族・地域など)はin
    複数の人・モノの中で一番というときにはofを使う
  • one of the+最上級 で「最も○○なうちのひとり・ひとつ」
  • the + 序数(second. third...)+最上級で「…番目に○○」になる
  • 「他のどの~よりも○○」「~ほど○○なものはない」など比較級、原級への書き換えもある
旺文社英検ネットドリル
ライザップイングリッシュ

-中学英語, 比較, 高校英語
-, , , , , ,