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【苦手克服】分詞構文を例文で分かりやすく説明 1/2

分詞構文の基本、6つの意味と例文

前回は形容詞として使われる分詞や第2文型、第5文型の形をとる分詞についてまとめました。

今回は副詞の働きをする「分詞構文」について解説します。
分詞構文にはいろんな意味があり苦手意識を持つ人も多いですが、2回に分けて例文を挙げながら説明していきます。

分詞構文の基本とポイント

おさえておく絶対ポイント
● 2つの文を現在分詞・過去分詞を用いて1つにつなげる
● 主語が同一であること
● 内容に応じて、分詞構文は文の前半、後半どちらに置いてもよい

上記を踏まえたうえで、例文を見ていきましょう

分詞構文の作り方
✔ 主語が同じ➡分詞構文にする節の主語を消す
✔ ①②のどちらがメインの文でどちらが補足かを決める
↑例文の場合は
②「ハワイに行きたい」がメインで
①そのために「貯金をする」が補足が自然
➡①を方に分詞構文を作る
(分詞にする方の文は補足・おまけで、分詞のない方がより重要/より伝えたいこと)
✔ 主語がする=現在分詞
✔主語がされる(受け身)=過去分詞

因みに、「貯金をする」ということがより伝えたいことである場合は

分詞構文の意味

分詞構文は訳し方もたくさんあって混乱してしまいがちですが、文脈をみて判断していきます。
訳し方に困る場合は「~して」と訳しておかしくないかを見ていけばいいです。
分詞構文は具体的に6つの意味に分かれます。

① 時「~するとき○○する」
② 理由「~なので○○する」
③ 同時進行(付帯状況)「~しながら○○する」
④ 条件「~ならば○○する」
⑤ 譲歩「~だけれども○○する」
⑥ 接続・結果「○○するそして~」

それではひとつずつ見ていきましょう

① 時「~するとき○○する」

■現在分詞を用いる例■


ラリーがケリーに初めてあった、彼は恋に落ちた
ここが分詞構文になる

■過去分詞を用いる例■
文の主語が分詞構文を表す動作を「される」=受け身 場合は過去分詞を使う


警察に止められた、彼女は泣きだした
ここが分詞構文になる

② 理由「~なので○○する」

■現在分詞を用いる例■

■過去分詞を用いる例■

③ 同時進行(付帯状況)「~しながら○○する」

■現在分詞を用いる例■

■過去分詞を用いる例■

④ 条件「~ならば○○する」

■現在分詞を用いる例■

■過去分詞を用いる例■

⑤ 譲歩「~だけれども○○」

■現在分詞を用いる例■

■過去分詞を用いる例■

⑥ 接続・結果「○○する、そして~」

①~⑤の分詞構文とは違って、後ろの節に分詞構文を持ってきて、前から後ろの訳す
「○○する、そして~」
■現在分詞を用いる例■

■過去分詞を用いる例■

注意: これら同じような意味に聞こえるが
cause : 雷雨が停電の原因である
followed by 雷雨に続いて停電が起こった
cause≠followed by
置き換えが可能なわけではないので注意

分詞構文の否定形

否定形にするには、分詞の前にnotを付けるだけです。

■現在分詞を用いる例■

■過去分詞を用いる例■

分詞構文の基本はここまでです。
次回は、分詞構文の完了形
独立分詞構文と慣用表現を見ていきます。

 






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